1/10「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- vol.6」イベントを執り行いました。

2022.1/10 Mon

1/10「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- vol.6」イベントを執り行いました。

ご参加いただいた皆様には正月明けでコロナ感染者も増える中、今回も会場入り口にて新型コロナウイルス感染予防対策にご協力いただき誠にありがとうございました。

 

今年1発目となるくまもと起業家ねっとのイベントとして、くまもと起業家ねっとが熊本県より「令和3年度(2021年度)地域づくり夢チャレンジ推進補助金」の交付決定を受け実施している、「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」の第6回目となるイベントを開催しました。

今回も新規の方を含め、たくさんのご参加ありがとうございます!

 

また、このイベントは「新しい熊本を考える」をテーマに、どの回からでも何回でも自由に参加でき、毎回参加することでさらに学びを深めることができる仕組みとなっておりますので、すところあと1回となってしまいましたが、一緒に新しい熊本についていきましょう!

 

 

1/10「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- vol.6」

場所はKUMAMOTO NEW SOCIETYでお馴染みの熊本県民交流館パレア。

本会の司会を務める代表の河野から、くまもと起業家ねっとの理念やこれまでの活動、「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」の趣旨説明などが簡単に紹介され、今回は参加者の方々も顔なじみが増えたということで、新規で参加された方のみの自己紹介となりました。

それから、同イベントの講師を務めるSuguru氏の紹介の後、会がスタート。

 

第一部「生き抜く力・戦い方について考える」 セミナー①

まずはSuguru氏が登壇され、簡単な自己紹介の中にこれまでの経歴を織り交ぜながらの挨拶の後、「私の話ばかりだともったいない」ということで今回は第一部に東京経営革新機構 広島代表・下小城氏、そして第二部にはくまもと起業家ねっと代表・河野がそれぞれ登壇し、いつもと違ったセミナーとなりました。

 

ここからは下小城氏にバトンタッチ。

始めに、下小城氏が世界で活躍する元プロテニスプレイヤーだった経歴や怪我で引退後に柔道整復師の資格を取りトレーナーの経歴があるとの自己紹介があり、その後に働いた外資系の人材派遣会社での経験についてのお話となりました。

 

テーマは「個の時代について」。

自己紹介の通り、「人の役に立ちたい!」という思いから人材派遣の営業を始め、西日本で営業成績ナンバー1を収めていたそうですが、その反面、深夜問わず連絡がきたりだんだんと負担になって自分自身が壊れてしまったと語られました。

 

離職率の実態として平均で3人に1人の割合で仕事を辞めていたり、紹介した人材が会社に半年勤めないと先方も大損害を負ってしまうなど、普段では聞くことのできない内容の数々。

離職率が多い背景に会社側が求める人材についてや大きい組織になればなるほど派遣側の”個”や”志”が潰されているなど、デメリットとなる説明もあり、会社に所属するメリットとして福利厚生や収入安定などの良い面での説明もありました。

また、驚くべきことに他の担当者が紹介した人材の離職率は5割ほどのところを下小城氏が紹介した人材の離職率は1割だったのが自慢でもあり誇りだそうです。

 

その後、自分自身が壊れてしまっていた時にひろしま起業家ねっとと出会い、コーチングやSuguru塾、アカデミーなどを経て、気持ちが前向きになり、「なにかしたい」と思えるようになったそうで、「なにかをするには勝ち取らなければいけない」と力説され、「困った時はご相談ください」と参加者を勇気づけられていました。

 

それからSuguru氏も登壇され、戦術と戦略の違いや本質を知って戦略をどう描くか、今度菊陽にできる台湾の大手企業が派遣を大量採用することを踏まえ、派遣の実態を知って欲しかったとのことで今回、下小城氏に登壇してもらった経緯についても話されていました。

 

 

第二部「生き抜く力・戦い方について考える」 セミナー②

 

次に、起業家ねっと代表を務める河野が登壇。

「クリエイティブの視点から見た熊本と人生の創造」というテーマで、自身がこれまで経験してきたことやお伝えできることを交えながらのセミナーとなりました。

 

簡単な自己紹介の中で大学時代から”起業”を意識はしていたものの、以前勤めていた会社ではデザイン・印刷・広告などの企画営業などをこなしており、本来ならば3年で退職するつもりが辞めるまでに7~8年掛かったという経歴、現在は広告事業・バスケユニフォームの通販事業・起業家ねっとの創業支援事業と、3本を軸としてやっていると話されました。

 

まずは広告についてデザインや印刷物、WEBや広報・PRなど種類を詳しく解説。

ここでアイスブレイクも兼ねて、世界最大手BBCのロゴがいくらか?という質問に様々な価格が飛び交いますが、正解が1億4千万ということに会場は驚きを隠せず、反対にナイキのロゴの価格が4000円だったことには意外な反応をされていました。

 

続けて、「クリエイティブ視点から見る熊本」と称し、感覚として10年以上遅れていること、デザインにこだわらずお金をかけない、大手は県外に広告を依頼し県内でお金が回らないなど専門分野で活躍される河野氏から見た貴重な意見が発表され、反対に良い面としては、ファッションやおしゃれについてや自然との掛け合わせ、優れた作家やクリエイターを多く輩出していることなどから「良い素材をもっと活かしていけば熊本の可能性も広がる」と話されました。

 

そこからクリエイターとは?について。

「クリエイターはデザインや作家などの創作活動をする人だけではなく、何かを自分で考えて作り出す人や自ら考えて動く人」のことを指しているので、起業家も”自分で考え生業を起こしている”点では傾向としてクリエイターと同じ。

「人は創造的に人生を楽しもうとするからこそ成長できる」というマインドを持っていれば誰でもクリエイターになれるとの言葉には参加者の皆様も勇気づけられてたのではないでしょうか。

 

最後に伝えたいこととして、「これからは個人が社会で成り立つ時代なので、それぞれが自分の人生をデザイン・設計していかないといけない」とのメッセージを送られ、くまもと起業家ねっとでもそれをサポートするのが存在意義だと、強い言葉で最後を締め括りました。

その後、再度Suguru氏も登壇され、河野との出会いからこれまでの道のり、これから考えていることなどやデザインすることを料理に例えて、わかりやすく解説され参加者の皆さんも聞き入っている様子で今回のKUMAMOTO NEW SOCIETYは終了を迎えました。

 

最後に集合写真

今回で第6回目となった「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」。

今年最初のイベントでしたが、普段とは違った内容で熊本と広島の現状が知れていつも以上に学びに繋がったのではないかと思います。

また、参加者同士の交流もだんだんと増えてきているので開催側としても嬉しく感じます!

 

こんな時代だからこそ、それぞれの方が悩み苦しんでいるという現状を一人でも多く救いたいという理念のもと、くまもと起業家ねっとは活動を行っております。残すところあと1回となった「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」に最後までお付き合いいただけると幸いです!!

 

今後のKUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会-日程

1/31 月(セミナー&交流会) ・2/1 火(個別相談会)

を予定しており、もちろん初めての方でもご参加いただけますので興味がある方や、一緒に地域活性化を目指す志をお持ちの方、起業を目指す方、自己成長・事業成長にフォーカスしていきたい方など、ぜひご参加いただけたらと思います!

 

また、最後の1回でこの「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」区切りとなりますが、その後の新しいステージの「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」が続いていくと、代表の河野が話の中でお伝えした様に、今後さらに皆さんの成長や学び、行動にフォーカスした企画がされていく予定となっておりますので、ぜひ皆さん今後にもご期待くださいませ!!

 

くまもと起業家ねっとでの今後のイベント

2/16 起業家セミナー&交流会

を企画しておりますので、興味があるイベントがあればお気軽にお問合せ・ご参加ください!