4/17(日)「KUMAMOTO NEW SOCIETY WORKSHOP」イベントを執り行いました。

2022.4/17 Sun

4/17(日)「KUMAMOTO NEW SOCIETY WORKSHOP」イベントを執り行いました。

ご参加いただいた皆様、今回も会場入り口にて消毒・検温等の新型コロナウイルス感染予防対策にご協力いただき誠にありがとうございました。

本イベントは、くまもと起業家ねっとが「令和3年度(2021年度)地域づくり夢チャレンジ推進補助金」の交付決定を熊本県より受け、昨年8月より開始した「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会-」というプロジェクトの次のステップの活動となり、これまでは「熊本について考える」をテーマにセミナーを行い、今回からは実際に動き始めるというプロジェクト「KUMAMOTO NEW SOCIETY WORKSHOP」となります。

くまもと起業家ねっとでも初の試みとなる同イベントですが、前回に引き続きご参加いただいた皆様、いつもより長時間ありがとうございました。

4/17(日)「KUMAMOTO NEW SOCIETY WORKSHOP」イベント

開催場所はKUMAMOTO NEW SOCIETYでお馴染みとなった熊本県民交流館パレア。

まずは、代表を務める河野が登壇し、簡単な挨拶のあと、前回の「KUMAMOTO NEW SOCIETY WORKSHOP」キックオフ&オリエンテーションイベントのおさらいや今日がどのような流れで進むのか説明がありました

次にアイスブレイクを兼ねた参加者の自己紹介。

1分間でご自身の職業や参加した理由など紹介内容は自由ではありましたが、「”えー”などの繋ぎ言葉を使わない」と「1分ジャストを目指す」ことを目標に各自つまずきながらもにぎやかな自己紹介になり、緊張がほぐれていたように見えました。

ワークショップ①

まず初めに、ワークショップを進めていく上でルール説明のあと、前回チーム分けされた2チームに別れ席移動。

そこからリーダーや司会、タイムキーパーなどの役割をチームごとに決める話し合いがあり、各チームお互いの特徴を活かしたポジションに立候補したり、推薦したりで笑みがこぼれながらコミュニュケーションがはかれていたと思います。

次にワークショップの進め方としてリーンスタートアップを駆使しながら意見を出し合うこととなりました。

各チームのメンバーができることや強みを再確認し、これから作り上げるサービス内容を固めるために情報を整理したり、ニーズや現状・課題などの意見もたくさん飛び交っていました。

続けて、先程各チームで話し合いが行われた内容をリーンキャンバスに落とし込み、少しづつ案を形にしていきます。

中身を掘り下げていくにつれ、さらに見えてくる課題や問題をどうのように解決しながら、より良いサービスになるかを話し合い、その中で前回出し合った「できること・やりたいこと」もどう絡めていけるかを考えながら悩まれているようでしたが、とても意義のあるデスカッションになっていたと思います。

ワークショップ②

少し休憩を挟み、まとめに入ります。

前半の話し合いで出た意見をチームでまとめながらリーンキャンバスの項目にはめ込んでいき、その中でも新たなひらめきがを加えながら、案を増やしていくなど、最後までお互いの意見を尊重ながら盛り上がりを見せ、本日の発表に移りました。

まずは「農業を活性化するプロジェクト」チームが発表。

農業を活性化させるためには大きく2つに分かれ「農家数」と「農業収入UP」を目指すというものでした。

農家数をアップさせるには農業の魅力を認知させたり、就農するためのハードルを下げる、農家収入をアップさせるには仕事を効率化して機械を導入することでのコスト削減、ブランディング化をして集荷先を拡大を行い、価格UPを図るなど”活性化”に繋がる具体的な案を発表されました。

独自の価値提案では、テレビ局や広告での宣伝、イベントを通じて農家さんを知ってもらう・顧客になってもらう、ECサイト販売での販路拡大など自分たちの強みを活かした価値提案となっていました。

続いて、里親支援を含む「場づくり・コミュニティづくり」プロジェクトの発表。

大きな問題点として、熊本自体が里親制度の認知が低く、里親になりたくてもうまくマッチングができてないそうです。

こちらのチームは実際に里親をされている参加者の生の声を聞きながら、週末だけ預かる週末里親制度や里親になるために講習があること、市からの補助があるなど、一般的に知られていない情報を周知させることがプロジェクトの課題だともいわれていました。

里親になるだけではなく、里親家庭を近隣住民がサポートするフォスターファミリーサポート制度を作っていくことで、里親をより身近に感じてもらい、里親にを増やしていけるコミュニティも作れたとも。

両チーム共に発表後にたくさんの質問があり、時間ギリギリまで盛り上がりを見せ終了となりました。

最後に集合写真

前回に引き続き、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!

今回もプロジェクトの内容について普段知らなかった情報など学べたり、プロジェクトを考えることで一人では浮かばないたくさんのアイデアや発想が出てきたのではないでしょうか。

なにより参加者の皆様が新しい熊本で動きだすために、活き活きとしてデスカッションされている姿を見ると開催側としても非常に嬉しく思います。

次回のワークショップまで1か月と間は空きますが、各チームでミーティングを行ったり、意見交換をしたり、プロジェクトのさらなる飛躍を期待しております!

また、今回参加できなかった方でも次回の参加からご自身に合ったチームへと入ることができますので、興味がある方やみんなと一緒にプロジェクトに取り組んでいきたいという方の参加をお待ちしております!

今後のKUMAMOTO NEW SOCIETY WORKSHOP開催予定

4/17(日) 第1回ワークショップ
5/15(日) 第2回ワークショップ
6/12(日) 第3回ワークショップ
(詳細案内はこちらから)

を予定しておりますので、よろしければぜひご参加ください!