第20回ひろしま起業家ねっと『広島起業・経営セミナー』を執り行いました。

ありがたいことに本当に様々な年齢・環境・立場の方にご参加いただきました。

場所はスタートアップアカデミーなどを開催している合人社ウェンディひと・まちプラザです。

今回も新型コロナウイルス感染防止対策へのご協力、またこのような状況下の中、少人数の開催となりましたがご参加くださりありがとうございました！

第20回目となるひろしま起業家ねっと『広島起業・経営セミナー』の前半では、セミナー講師として祝弘子 (ハフリヒロコ) 先生をお迎えし、自身のプロフィールや仕事内容、起業エピソードの他、価値観や大切にしてきた考え方などざっくばらんにお話をいただきました。

祝弘子 (ハフリヒロコ) 先生

セミナー講師の祝弘子先生は、広島呉市で理美容院の運営を行い、77歳現在も現役で美容師をされております。

『生きざますべてお話します！！』をテーマに、自身の人生を年表として作成し、自身の経験～起業に至った経緯〜現在に至るまでについてを振り返っていただき、何度も命の危険にさらされながらも明るく前向きに生きてきた人生をお話しくださいました。いつも明るく・周りの方々にも元気や笑顔を与え続けていらっしゃている祝弘子先生の熱い思いや、生き方や価値観を拝聴し、先生のようにパワフルで、常に前を向いて人生を歩んでいきたいと元気をいただける内容でした。

また、美容専門学校で人生の転機を迎え、その経験を活かして、恩師の早見一十一直伝の婚礼着付けに力を入れ、美容室を経営する傍ら、オペラ・ミュージカル・芝居の舞台ヘアメイクに携わるなど世界的なカリスマ美容師になっていく姿を臨場感たっぷりとお伝えくださいました。

最後に一人ずつ参加者の感想を発表し、関わる人々の強い信頼関係を垣間見ることができ、将来まだまだやりたいことがあり楽しみだと好奇心旺盛な一面も見せていただきました。特に、ひろしま起業家ねっと開催者の末本みのり氏が自身のモデル活動時代からお世話になっており、セミナーに参加されていた両親の前でも堂々と「祝先生がお母さんのような存在でいつも元気をもらっている」と照れながら発言され、周囲を和ませていました。

現在2人の子どもが理容室、美容室をそれぞれ継いでおり、現在も呉の美容室で楽しく働いておられます。今回参加された方、興味を持たれた方は、壮絶な生きざま、価値観を一度聞きに伺ってみてはいかがでしょうか。

『広島起業・経営セミナー』の後半では、スペシャルゲストファシリテーターとしてひろしま起業家ねっとの事務局顧問・相談役である卓 Suguru氏にご登壇いただきました。

深く聞き入る参加者

ご自身の経歴として、幼少期に貧しい経験をされたことやバスケットボールでの才能開花、起業した理由やこれまで起業した経歴、30歳過ぎてコンサルを始めてそこから渡米し、アメリカで起業した内容などの一通りのご紹介があり、「今、こうして起業に対して、力を尽くしているのは、自身の苦しんできた経験を活かして、一人でも多くの悩める人々を救いたいから」だと話していました。ビジネスコーディネーター及びカルチャーコンサルタントをはじめコーチングカウンセラーとして多くの悩める⼼に寄り添った活動を続けています。メンタルカウンセリングでは⼈間関係や登校拒否や鬱、過⾷症など改善だけでなく『幸福度を高め』こころの幸せ『⽣き抜く⼒』を導き、多くの笑顔へ貢献し続けています。

ご自身の起業のきっかけとして、家庭の事情で借金を背負うことになったSuguru氏は、「生きて行く為にお金を稼ぐしかなかった。」とおっしゃられており、サンドイッチの訪問販売から始めて、たこ焼き屋など、様々な業種で起業展開し、借金を返済。

Suguru氏は米国で起業後も、働きづめの毎日で、2年前に病気になられ、死にかけた経験をきっかけに「自分が今まで培ってきた知識で何か貢献できないか」と考え、お世話になった商工会議所をはじめとするひろしま起業家ねっとを通じて、悩める人々に恩返しを続けられています。

普段はこうした活動の顧問・相談役として、まとめていただくことが多いSuguru氏の貴重な体験談や思考の話を聞けたので参加された皆様にも非常に有意義な時間になっていましたら幸いです。

また、開催側としましてもこのような機会が次も作れるよう頑張って活動を続けていきたいと思います！

集合写真