12/6「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- vol.5」イベントを執り行いました。

投稿日 2021年12月7日
著者 kigyoukanet
カテゴリー report

2021.12/6　Mon

12/6「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- vol.5」イベントを執り行いました。

ご参加いただいた皆様、今回も会場入り口にて新型コロナウイルス感染予防対策にご協力いただき誠にありがとうございました。

本会は、くまもと起業家ねっとが熊本県より「令和３年度（2021年度）地域づくり夢チャレンジ推進補助金」の交付決定を受けて、第5回目となる「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」となりましたが、今回も新規の方を含め、たくさんのご参加ありがとうございます！

また、このイベントは「新しい熊本を考える」をテーマに、どの回からでも何回でも自由に参加でき、毎回参加することでさらに学びを深めることができる仕組みとなっておりますので、これを読んで興味を持たれた方は残りもあと2回となってしまいましたが、一緒に新しい熊本についていきましょう！

12/6「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- vol.5」

開催場所はKUMAMOTO NEW SOCIETYでお馴染みの熊本県民交流館パレアです。

本会の司会を務める代表の河野から、くまもと起業家ねっとの理念やこれまでの活動、「KUMAMOTO NEW SOCIETY -熊本新社会- 」の趣旨説明などが簡単に紹介されました。

次に、会場の一体感を出すために起業家ねっとの事務局も含め、ご参加いただいた皆様にも自己紹介を行ってもらい、いよいよ会がスタート。

第一部セミナー「無意識の能力・影響について考える。」

本会の講師として起業家ねっと顧問役・Suguru氏がご登壇。

ご自身の幼少期の経験から起業をするまで、起業した後の半生を話され、Suguru氏がどのような人物なのかの自己紹介がありました。

今回のテーマである「無意識」とは、読んで字のごとく自分でも知らない間に、また自覚がなく勝手に選択をしてしまっているということ。

”無意識”が人生を構築するということから、前回のKUMAMOTO NEW SOCIETYでも無意識についてのワークが実施されたのを踏まえて、無意識の厄介さや3歳から5歳までに構成されることなど詳しく説明されていました。

この無意識についての解決法については、絶対に1人では解決できず、これまでたくさん研究されてきたそうですが、いまだに解明はされていないそうです。

続けて、人生やキャリアについて。

仕事のために人生がくっついていないか？と問題提起をされた後、「会社を作ることが起業だと思っている人が大半だが、起業は人生の一部だということに気付いていない。」と説かれていました。

例えば、意識・無意識を踏まえて、中学あたりから自分で「私立に行きたい！」など選択したりしているのに、日本の教育制度を見てみるとサラリーマンの育成しかしていないこと、アメリカでは人生自体が”起業”と教えられていることに会場の皆さんも頷かれていました。

次に簡単なワークがあり、その内容から普段ではあまり聞けないキャリアアンカー論などの論理的な話に参加者の方々も納得の様子で聞き入っており、最後にSuguru氏から「今回来ていただいているということは皆さん好奇心があるということ。行動していくことで繰り返し成長ができる。失敗することは当たり前で、赤ちゃんでも最初から歩くことはできない。少しでも難しく考えないでリスクを恐れないでください。」とのメッセージが送られ第一部が終了しました。

第二部「交流座談会」

交流座談会では、第一部のSuguru氏の講演からそれぞれが感じた内容に対しての質疑応答の時間となり、少しでも何かを吸収して帰ろうと皆さんも積極的に質問をされていました。

まずは、大学生から「自分の基軸を早めに知っておきたいが、早くそれに気付くのと、ある程度歳を重ねて知っておくのはどちら正解なのか？」という質問に「どちらも正解で、もちろん若い時に見つけておいた方が良い。しかし、若い時には情熱はあるが社会性が足りないので『自分で気付いた時』が本当の正解。ケンタッキーのカーネルサンダースでも60歳を過ぎて起業したのだから。」と答えていました。

次に「農業はリスクが大きいとよく言われる。他でもいろいろ勉強を重ね、リスクヘッジを考えるようアドバイスをもらっているが、考えが昔からコロコロ変化してしまうのでどうしたらいいか？」との質問。

Suguru氏は「失敗したくないから。人生からリスクを取ったことなんてある？」と返答され、質問された農家の方は「ないですね。」と即答されていました。

「不安がある時点で答えはもうすでに出ている。挑戦したいんでしょ？」との無意識の中にある気付きをアドバイスしていました。

続いて、「ITからアート界を盛り上げたい！よく東京に行ったら？と言われるが熊本が好きなのでオンラインなどを使って熊本でやりたい。どちらでやるべきか？」という質問には、「世界中ネットで簡単に繋がれるようになった。しかし、時間は万民平等で150万人規模と2000万人どっちを取るか。2000万人いる東京にはあなたと同じ気持ちを持った人がたくさんいます。」と回答。

その他にも時間ギリギリまでたくさんの質疑応答があり、新しい熊本を考えつつ、個人のビジネスにも活かせるような座談会になったのではないかと思います。