「第33回 起業家セミナー&交流会」 を執り行いました。
2017.12.09
くまもと起業家ねっと「第33回起業家セミナー&交流会」を執り行いました。
今年最後の会となり、忘年会シーズンなどでお忙しいなかで
多くのみなさまにお集まりいただきました。ご参加いただいた方はお疲れ様でした。
また、今回より会場は「未来会議室」で行うこととなりました。
同時にシェアオフィスやスタートアップ支援を行う未来会議室さんと共催という形となり、
本会の意義と場所の性質もマッチさせることで、より有意義なものへとしていく所存です。
(※未来会議室:http://mirai-k.or.jp/)
今回は新たな気づきや衝撃、とても納得できるところや自分自身の行動を改めて振り返る機会になるなど
様々な学びとなった方が多かったようでとても濃厚な時間となったようにに思います。
テーマとしては、ランチェスター戦略を塾として企画・開催をされている
株式会社財研の畑岡誠也氏に講師としてお話をいただきました。
財研株式会社 代表取締役:畑岡誠也氏
畑岡氏が語ったのは
まずは「経営にもルールがあり、それらの“型”を知るということ」。
ランチェスター戦略とは物理の法則に基づいているので
とても合理的に経営に取り入れて学ぶことができるという話で
ランチェスター経営の起こりや経緯・歴史などをお話をいただきました。
少しだけ内容をご紹介しますと、
第一法則 「質×量」の戦い
第二法則 「質×(量の二乗)」の戦いということで
自身の企業や事業がどの立場なのか、
逆にどの戦場(法則)に持って行かないといけないのか考えていかないとならないという話。
久々に数学(算数)のような話で頭を使う内容でしたが、
よく考えたらわかるような内容で、
量の投下についてはコピー機の営業マンの訪問回数などで例えられて話があり、
その行動によって効果にかなりの差が出てくることや、
逆に質や地域を考えていくことの大切さへと繋がる話でもありました。
経営資源は「地域」「客層」「商品」を意識して
自分の事業分野やマーケットでどのように戦うべきか
差別化して何かのエリアや分野やターゲットの中でNo. 1を目指さないといけない・・・
同質化と専門店化がもたらす効果とその使い所、ドミナント戦略について・・・
戦略と戦術、目に見えるものと見に見えないものどちらが大切なのか、
それに対して実際はどちらに意識や時間を向けているかなど・・・
社長や経営者が、型を知らないというのがいかに危険か・・・
実際の事例などを交えながらわかりやすく、
普段は学べないようなとても有意義な内容を学ぶことができました。
※勉強会後に参加者で(No. 1のポーズ)
また、勉強会のあとは居酒屋へ会場を移して起業家交流会・懇親会を行いました。
そちらでは、参加者から講師の畑岡氏へ個別に具体的な質問を行ったり、
時間の関係で勉強会では話せなかったような内容も話が出たり、
参加者の事業に合わせたアドバイスを行ったりしながら、大変みなさんお酒も進み。
こちらも大変濃密な時間となりました。良い忘年会で一年の締めくくりとできたように思います。
※懇親会後の写真
今回は、とても良い内容を学ぶことができたと、参加者の評価もとても良かったように思います。
参加者やこちらの閲覧者の方で、もしもっと勉強して見たいという方はぜひご連絡ください。
下記より、私(河野)のメールアドレスまでお問い合わせいただくか、
財研のHPサイトURLより問い合わせください。
また、次回は2月10日(土曜日)18:30〜@未来会議室にてスタートになります。
(※前回よりいつもと会場が違いますのでご注意ください)
最後に、
今年は再開をさせるにあたりまして、多くの方に支えていただき、
またご参加いただきまして、本当にお世話になりました。
拙い企画・運営ではありますが、来年もくまもと起業家ねっとを皆様よろしくお願いいたします。
【今回の講師紹介】
ランチェスター法則を用いたコンサルティング、経営計画
熊本の経営戦略、戦略社長塾を企画・運営。
√ROOT no MORI (ルートの森) 財研株式会社 代表取締役:畑岡 誠也氏
熊本元気!!起業家ねっと事務局:河野
問合せ:kawano@yellowjoke.jp
(※参加者・会員の方へ ブログ内での取材や紹介も行なっております、ご希望あればお知らせください)
(※参加希望の方へ 何か質問など些細なことでも構いませんのでお気軽にメールでお問い合わせください)