10月19日(水)第77回くまもと起業家ねっと「起業家セミナー&交流会」を執り行いました。
第77回くまもと起業家ねっと「起業家セミナー&交流会」を執り行いました。
今回の起業家セミナーは、株式会社キカクニカ代表取締役の甲斐水樹氏を招いてのトークセッションイベントです。多くの方にご参加いただき、会場ではソーシャルディスタンスを保ったレイアウトで、何とか無事執り行うことができました。
皆さんには、万全の感染症対策にご協力をいただきながらのご参加、誠にありがとうございました!!
はじめに
今回は、上通にあるびぷれすイノベーションセンターにて開催されました。まずは主催代表・司会の河野より本会の主旨や、今回の企画の背景などを簡単にご説明させていただきました。
河野と講師の甲斐氏が、前職が同じ職場で、同じ部署であったことなど、二人の関係性や講師の紹介が行われました。
スピーカープレゼン
甲斐水樹氏によるトークテーマは、「起業・通販・補助金について」です。
自身の実体験と経験や、前職でみにつけた知識を活かした、約40分の講演会が行われました。
甲斐水樹氏
今回の講演会の講師を務めていただく方は、株式会社キカクニカ代表取締役を務めている甲斐水樹氏です。熊本・福岡を拠点に、広告・企画・印刷の会社に17年間従事した後、補助金のコンサルタント会社で役員勤務と同時に個人事業主として開業。そして、2021年7月に「株式会社キカクニカ」を創業しました。現在おうちこうその通販事業・プロモーション支援事業・補助金支援事業を展開しています。
二年前の新型コロナウイルスのパンデミックで、生活が変化する中で、そこのビジネスチャンスを見出した、甲斐水樹氏。ステイホームだからこそ、自身の好きな酵素を広める手段があると考え、「おうち酵素」を前職で身に着けた通販スキルを活かし、販売を開始しました。
彼の経験をもとに、技術や経緯をわかりやすく説明していただきました。
「起業」
最初のトピックは、「起業」についてです。個人事業主として、最初に始めたシニア向けの「脳トレ」教材の話から、現在販売されている「おうちこうそ」までの経緯や戦略を、時系列にそってお話しいただきました。
「通販」
次のトピックは、「通販」についてです。リピート通販・サブスクの数字の見方を実例や自身の「おうちこうそ」も実例の一つとして、CPR→LTV→CRMの流れや、それぞれの過程で用いる方法や費用・目安について、具体的に解説していただきました。専門用語も、グラフや例を駆使し、幅広い人に伝わる内容でした。
「補助金」
広告費による、多額の初期費用がかかる通販事業において、甲斐氏は多種多様な補助金を用いて、対応しました。補助金の種類によって、受け取れる金額や、適した事業がある中で、それらの種類や株式投資型クラウドファンディングなど、聞き手に新たな情報を共有してくださいました。
トークセッション
その後、30分以上の質疑応答の時間がありました。運営が事前に用意した質問が必要なかったほど、会場は盛り上がり、質問が飛び交いました。
その中でも、多かった筆問について共有させていただきます。
・「おうちこうそ」の広告としてマイクロインフルエンサーを選んだことに対しての質問です。実際の成果や、低価格で多くの人に影響を与えることができること、そして、それに商材によって向き不向きがあることなど、より詳しく教えていただきました。
・株式投資クラウドファンディングについても、質問が多数寄せられました。株主総会があることや、上場することを目標にしている企業に対しておすすめしていることなど、情報を共有しました。
・また、甲斐氏が「起業を決意したきっかけ」や、現在の事業が「いつから軌道に乗ったと感じたか」、「プライベートの過ごし方」など、講演者の心情の部分やパーソナルな部分についても質問があり、会場は盛り上がりました。
最後に
今回は、甲斐水樹氏に登壇していただき、自身の経験から起業について、前職の知識を活かし通販について、また、実体験も交えながら補助金についてお話いただきました。
甲斐氏は、昔よりも起業しやすい環境があると言い、最後のメッセージとして次のように述べています。「人に、わからないことがあれば何でも聞いてほしい。貪欲に取り組めば、打つ手はいくらでもあるから。いろんな人に教えをこうように、皆さんからもいろいろo教えていただきたいです。今後ともよろしくお願いします!」