「第34回 起業家セミナー&交流会」 を執り行いました。

2018.02.10

くまもと起業家ねっと「第34回起業家セミナー&交流会」を執り行いました。

今年一発目の会となりました今回、少し足元も悪い中での開催で、

かつインフルエンザシーズンでもあり、急遽欠席の方などもありましたが、

多くのみなさまにお集まりいただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回より会場は「未来会議室」にて行いました。

(※未来会議室:http://mirai-k.or.jp/)

今回は、日本一メディアに出る仏壇店社長こと、

輪島漆器仏壇店の永田幸喜社長にご登壇・お話をいただきました。

テーマは、

『“くまモン仏壇”の社長が語るメディア活用術』

~誰でもできるのに、意外としていないPR戦略~

大変力強い姿勢で話されて、ご自身の失敗談からの学びや

メディアへの働きかけの仕方など、その生の経験からの知識を惜しげもなく披露いただき、

参加者も大変熱心な表情で耳を傾けていました。

講演が始まってからの、一番の衝撃は、実際はじめの登場の時でした。

木魚を叩く音と共に永田社長が登場、なんと一休さんの格好です!!

なぜこのような格好をしているのかは、後ほどセミナーで明かされることになります。

内容としましては、

まずは広告と広報の違いについて。

「広告は特効薬のようなもので、広報(プレスリリース)は漢方薬のようなもの。

 どちらも大切だし必要だが、使い方を考えて見極めないと大変なことになる。」

と言う話でした。ご自身での経験からくる考えをお伝えいただきました。

その後の話の概要を少し紹介すると、

先代が始めた仏壇店、はじめは継ぐつもりもなくサラリーマンをやっていたが

先代が急逝してしまい、その時の初めて国産仏壇への想いを身にしみて感じたこと。

その後、新聞広告をこれまで通りやっていれば客はくると言われ、

会社の資金も豊かにあったので、何も考えずにやり続けていたと言うこと。

その後、資金があっという間に底をつき、その時に思いついたのが

「くまモン」を使った仏壇を開発・販売すると言う決断に至ったこと。

はじめは県もまともに取り合ってももらえなかったが何度も足を運んで

なんとか「くまモン商標登録第一号」をいただけて、それがメディアの注目を集めることになり、

そこからメディアの注目を集める取り組みやプレスリリースを学んで実行して行ったこと。

その際には一冊の本を参考にしてただその通りに愚直にやっていき、

ただその圧倒的な情報発信のボリュームと、朝4時起きという覚悟のルーティーンが

業績を見事にV字回復させて、今に至るとのことでした。

実際のYOUTUBEやブログの配信内容や、

それによってSEOの結果が如実に出ていること(実際「熊本 仏壇」などでは大手もいる中、常に1〜3位)、

一つ一つの内容はそんなに多くなくても

他がやっていない分野などでは効果が見込めるのでやったもの勝ち、

あとは皆さんがそれをやっていくかどうかだけです。

必要だと思う方、自分の業種だと思う方はぜひ実践してください、

やり続ければ確実に成果に繋がります。と言う話で講演を終えました。

※永田社長がSNSにアップするようの写真だそうです!毎日何回も色々な内容をアップされてます!

※最後の集合写真(何かのポーズでしたが、すみません忘れました・・・笑)

今回は、特に難しい話ではなく、

誰でもできることを熱心に継続して圧倒的な行動量でやり続ける、

その信念を貫いている永田社長の話にはとても説得力があり、

とても濃い内容のセミナーになったように思います。

その後は参加者同士での懇親会を行い、

セミナーの内容について話し合ったり、お互いの取り組みや近況を語りあい、

こちらもとても内容の濃いものとなりました。

(写真は撮り損ねました・・・)

次回の開催は4月14日(土)未来会議室、

講師は保険コンサルの仕事をやりながら、

一方では、熊本地震の復興支援として「くまもと音楽復興支援100人委員会」

という組織で取り組みに尽力されている長森先生をお招きして、

・企業家にとって大切なお金の考え方

・地震の熊本地震復興支援から見えてきたこと

などについてお話をいただきます。

また、改めて開催の案内をさせていただきます。

【今回の講師紹介】

熊本の仏壇店。拭いてもはげない金箔仏壇

輪島漆器仏壇店 社長:永田 幸喜氏

http://wajima-100.info/index.html

熊本元気!!起業家ねっと事務局:河野

問合せ:kawano@yellowjoke.jp

(※参加者・メンバーの方へ ブログ内での取材や紹介も行なっております、ご希望あればお知らせください)

(※参加希望の方へ 何か質問など些細なことでも構いませんのでお気軽にメールでお問い合わせください)